かいじ117号です。
入線日記204
MICRO ACE A-0443 105系 仙石線旧塗装 4両セット
編成図
石巻⇦クモハ105-101 クハ105-105 クモハ105-601 クハ105-601➡仙台
2002年12月発売品
仙石線の105系旧塗装です。マイクロエースらしい珍編成が模型化されています。陸前原ノ町電車区(仙リハ)に所属の103系から改造された編成で旧編成が「クモハ103-149 モハ102-315 サハ103-240 クハ103-599」の編成が105系に改造されました。 600番台が中間車のモハ102形、サハ103形から改造されています。100番台車は両先頭車から改造されました。改造は国鉄最後の87年3月です。改造後も陸前原ノ町電車区(仙リハ)所属していましたが、91年3月には宮城野電車区(仙ミノ)に移動し、98年3月に廃車となりました。なお、この旧塗装は87年の105系化から90年まででその後はスカイブルーに変更されました。
『実車』
従来のMM'ユニット方式では、地方ローカル線での短編成運転には不向きでした。旧型電車の老朽化も著しくなり、新性能化が推進されていた背景の中で、新性能電車として初めて1M方式を採用した105系が昭和55年に誕生しました。105系は昭和56年2月に福塩線、3月に宇部・小野田線で営業開始しました。その後は当時の国鉄の財政事情から、昭和59年常磐緩行線から余剰になった103系1000番台を改造し、奈良・和歌山線電化用と可部線の新性能化に投入されました。また、昭和62年3月仙石線での区間運転用としても増備されました。105系は新製車が3扉、改造車は4扉と異なり、改造車は先頭車改造が施工されたため種車により多くの番台区分が起こされ、バリエーションに富んでいます。当初仙石線色は白を基調として赤と青帯を入れた塗装でした。後にスカイブルー1色に改められましたが現在では廃車となり、新秋津と久里浜の訓練センターに残っています。
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